2013年JAMSTEC一般公開に行ってきた(後編)

2013年JAMSTEC一般公開に行ってきた(前編)より続く..
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腹ごなしの後は、施設の奥に位置する「潜水調査船整備場」へ..ここでは「サンドアート」の子供向けイベントが催されています。
黒い用紙に予め色々な絵が描かれており、子供達は線を液体糊でなぞって最後に、砂をかけてサンドアートを作成するというもの。
この下絵は数種類から選べるのですが、上の娘は魚、下の娘はしんかい6500を選択。
下の娘は糊をつけすぎてベトベトになっちゃいました。

また、この建物には深海巡航探査機「うらしま」の実物が展示されてました。このうらしまは自律型の深海探査ロボットで、2005年に世界記録となる連続航走距離317kmを達成したそうです。

昨年はしんかい6500の実物が見られたのですが、今年は観測中でお出かけのようで残念。
そういえば、最近ブラジル沖で大陸の痕跡発見 = アトランティス大陸?ってニュースが話題になっていましたからね。
・南大西洋ブラジル沖リオグランデ海膨の海底にて大陸の痕跡と思われる花崗岩発見
 http://www.jamstec.go.jp/j/jamstec_news/20130517/
次は、お隣の建物「無人探査機整備場」へ、ここで目をひいたのは「ダイオウイカ」です。
少し前にNHKで放送されて話題となっていた「ダイオウイカ」の特別展がこの夏に国立科学博物館であり、イベントにNHKの方が色々と説明されていました。

話を聞いて興味をもったのは「ダイオウイカ」の撮影に使われた潜水艇。通常の潜水艇は人が乗り込む部分は金属の球体で窓は小さな覗き窓だけですが、この潜水艇は球体全体が透明アクリルで出来ており、ほぼ360度の視界が得られる点。
NHKの方のお話ではこの潜水艇は個人が所有するものを借りて、撮影に使用したとのこと。個人で所有しているなんて凄い人もいるもんですね。写真無いのモニターの右に映る球体が潜水艇です。(見えづらいかな?)

↓NHKのダイオウイカ特集ページ
http://www.nhk.or.jp/ocean/giantcreature/
次は、ゴールドラッシュの横で行われていた火山噴火実験を見学。
コーラとラムネを用いて噴火の仕組みを説明されていました。このコーラの噴火ですが5m位の高さまで吹き出て中々の迫力でした。
噴火前に「コーラーもったいなーい」という子供のコメントには会場にいた皆が大笑い。ちなみにイベントの後の残った(気が抜けた)コーラは子供達に配られていましたよ。

その後は「潜水訓練プール楝」へ..個々にはかなり大きなそして深いプールがあります。その中では小型水中カメラロボット体験操縦や、水中グライダー実験等色々なイベントが行われていました。
まず、我が娘たちがチャレンジしたのは小型水中カメラロボット体験操縦です。
30cm位の小型の水中カメラを、モニターを見ながら操作します。このイベントは子供達に大人気。僕も空いていたらやりたかったな〜
操縦中の娘、ホント羨ましい。

こちらが、操縦中の小型水中カメラロボットの様子です。結構良く走ります。

最後は水中グライダーです。
これは、プラバン&ペットボトルで作成された水中グライダーがプール中を滑空(滑水?)させ、様々な形状のグライダーのうち最も遠くまで届くグライダーを当てるというイベント。
この水中グライダーのイベントは人数制限があり、各回参加人数は7人で超過した場合は抽選です。最終回の部に参加したのですが運良く二人の娘たちは当選することが出来ました。
こちらは、上の娘が選んだ逆三角形のグライダーが滑空する様子

因みに、到達距離はどのグライダーも引き分け。どのグライダーも羽の幅が同じであるため到達距離は一緒になるそうです。

以上、2013年のJAMSTEC一般開放の様子でした。
JAMSTECの皆様のおかげで、今年の一般公開も大満足の一日を過ごすことができました。
最後に、かいようが停泊する岸壁よりiPhoneで撮影したパノラマ写真です。


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