三菱みなとみらい技術館に行ってきた。

アンパンマンヘアサロンでの娘のカットのおまけで「三菱みなとみらい技術館」に行ってきた。
ここは名前からも分かるとおり三菱(重工)のPRを兼ねた博物館的な施設。
上の娘は理系な話に興味があり興味の対象は海洋生物~宇宙に至るまで幅広い。先日しんかい6500が掲載された図鑑を見ながら「世界で一番深い所に潜れる潜水艦なんだって~」と会話をしていた。娘はJAMSTEC本部の一般公開の際にしんかい6500は実物を見たことがあるはずなのだが、記憶には残っていない様子。本物見たいか?と尋ねると「見たい~」と即答。
そんなタイミングにアンパンマンヘアサロンでカットする予定が入った。それならばついでに..ということでアンパンマンヘアサロン近くのしんかい6500の展示がある三菱みなとみらい技術館に行くことになった。

グッドタイミングな事に、昨日から航空宇宙ゾーンが新オープン!していた。写真はそのチラシ。

入るといきなりH-2Aロケット10分の1モデルがお出迎え。
入場料は大人一人300円、幼稚園以下は無料。公式HPから入館割引クーポンを印刷すると100円引きになるのでオススメ。
入館割引クーポンへのリンクはこちら→http://www.mhi.co.jp/museum/information/coupon/index.html

ロケット好きな僕的に一番嬉しかったのはこれ↓なんと「H-II」と「H-IIA」のメインエンジン「LE-7」と「LE-7A」の実物が展示されていた!!!さすが三菱重工!

ロケットの噴射口を初めて見た。こんな風に小さな穴が多数あいている。

また、AR技術を使ったこんな展示も。実際のロケットエンジンの映像に合わせてロケット燃焼実験の映像を合わせてみることができる。
H2Bロケットと同じ直径5.2mという円形スクリーン内では360度の迫力映像で、H2Bロケット打ち上げ~HTVの国際宇宙ステーションへのドッキングまでの様子(CG)を見ることができまる。「SRBA分離!」等のロケット打ち上げでよく聞くアナウンスも再現されてる。
それ以外にもMRJフライトシミュレーターとか、僕的にソソラれたものもあったけど行列が出来ていたので今回はパス。

念願のしんかい6500にご対面。あれ小さい..実物大だと思いきや縮小モデルとのこと残念..でも娘は喜んでいたので一安心。

裏面はこんな感じ、しんかい6500の内部構造が見られる。

ちきゅう(海底ドリリング)に使われたドリルの先端。実物が展示され、しかも触れるというのはすごい事だと思う。岩石の硬さを証明するかの如く歯はボロボロ

三菱リージョナルジェットの模型も展示されてた。リージョナルジェットの先端って新幹線にデザイン似てると思ったののは僕だけ?


原子炉内部の展示物。超精密に作られており説明も流れる。娘が飽きてきたので説明を少しだけしか聞けず。
原子炉は制御棒の上げ下げで出力をコントロールするそうだが、制御棒は電磁的な力で上から吊るされる形になっており、トラブル等で電源が切れると重力により制御棒が下に落ちて、原子炉は停止するという仕組みらしい。このシンプルなフェイルセーフの仕組みには感心。

以上、娘のためにと思って三菱みなとみらい技術館に来たのだが、どちらかというと喜んでいたのは僕のような気がする。今度は子ども抜きでじっくり見学したいものである。

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